会社の歴史
長野の小さな町工場は、
60年後、グローバル企業になった。

1960年代
創業期:地域密着型のものづくり
A&Sホールディングスのルーツは、現社長の祖父が1960年に長野県で創業した赤羽電具製作所です。電子部品である抵抗器の製造を始め、地域に根ざしたものづくりで成長を続けました。
1970年代
アジア(台湾)に工場建設
大企業のような十分な資本やリソースがない中小企業でありながら、当社は1970年代という時代において、リスクを伴う海外展開に果敢に挑戦しま した。
1980~90年代
アメリカ進出とグローバル化の始まり
高度経済成長期に、現会長がアメリカ市場への進出を主導。1989年にはアメリカのStackpole Electronics, Inc.社を買収し、販売ネットワークとブランドを獲得。
1990~2000年代
次世代の挑戦:現社長の登場
1999年、現社長はアメリカの大学院で経営学を学んだ後、外資系IT企業に就職し、クライアントであるハイテク企業のサプライチェーン効率化のプロジェクトに従事。その経験を経て家業を引き継ぐと決意。その後電子部品ビジネスの将来性はアジア圏にあると見て台湾に現地法人を設立し単身赴任。調達コストの削減、市場開拓や販売チャネルの拡大を実現しました。
「現地文化を尊重しながら、新たな価値を創り出す」という理念のもと、中国、メキシコの同業他社買収も推進。これにより、A&Sグループはグローバル市場での競争力を強化しました。
2010年代
再編と成長:多国籍グループの確立
2010年、親戚の経営していた赤羽電具製作所と経営統合し、設備投資や組織改革を実施。中国工場の統廃合や長野工場の人材育成を進め、グループ各社も含めシナジー効果を追求すべく最適化し効率的な経営体制を構築しました。さらに、不動産事業や太陽光発電事業への挑戦を通じ、売上70~100億円規模のグループへと成長を遂げました。
NOW
現在と未来:次世代経営者へのバトン
「人と挑戦を中心に据えた経営」を掲げ、現在次世代経営者を育成す るための基盤づくりに注力しています。社員一人ひとりに裁量と成長の場を与えることで、未来を切り拓く仲間との出会いを大切にしています。
あなたはこのグローバル企業でどんな未来を描きますか?


Stackpole El Paso, TX(アメリカ)

Stackpole Electronics, Inc.(アメリカ)

Stackpole - K-Tronics Factory(メキシコ)

世達柏科技(股)有限公司(台湾)

赤羽電子(香港)有限公司(香港)